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とにもかくにも、モンサントが製造販売している”ラウンドアップ”、
店頭で見つけて悩ましさで頭がいっぱい。

世界では、すでに販売停止や規制が行われています。

が、我が国日本では、ラウンドアップの主成分のグリホサートが及ぼす健康被害について、国もマスメディアさえも沈黙を続け、規制とは真逆の規制緩和に踏み切っていました。

とても、わかりやすくこの問題を指摘している記事を発見しましたので、
長文(2ページ分)ですがご紹介いたします。

輸入作物(加工品)を食べている私達にとって、この問題は由々しきことであり、大問題です。
最後まで我慢強く読んでいただくことをお勧めいたします。

長周新聞より

1.猛毒除草剤 米モンサント社製ラウンドアップ 
発がんリスク「41%増」の研究結果も

被害続出し各国で使用禁止に

アメリカ・カリフォルニア州地方裁判所の陪審は19日、モンサントの除草剤であるラウンドアップが、がん発生の「事実上の要因」であるとの評決を下した
アメリカでは昨年もサンフランシスコ州の裁判所が、ラウンドアップ使用でがんを発症した男性の訴えを認め、モンサント社に2億8900億㌦(約320億円)の支払いを命じている。
ラウンドアップの危険性は国際機関も警鐘を鳴らしており、世界的には販売を禁止する国も多い。
だが日本ではこうした世界的な流れに逆行するかのように、政府が安全性を認めるだけでなく、規制を大幅に緩和し販売を促進している。
専門家や消費者団体はラウンドアップの危険性を訴える声を上げているが、
大手メディアは政府やモンサントなど多国籍企業に忖度して沈黙しており、日本国内での認知度は低い。

ラウンドアップは、1970年にアメリカ企業のモンサント社が開発した除草剤で、有効成分名はグリホサートイソプロピルアミン塩。
なお、ラウンドアップの生産・販売権は現在、開発元のモンサントを昨年買収・吸収したドイツ製薬大手バイエルが保有する。

モンサント社は1901年にアメリカのミズーリ州で創業され、1960~70年代にはベトナム戦争で米軍が使用した枯れ葉剤を製造した企業として有名だ。
世界最大のアグリビジネスをおこなう多国籍企業として名を轟かせてきたが、
とりわけ除草剤とこれに耐性を持つ遺伝子組み換え種子のセット販売を
世界規模で拡大させることで世界市場を独占してきた。

広大な農地の除草作業の手間を省くために、あらゆる植物の成長をストップさせ
枯らしてしまう毒性の強い除草剤と、その農薬にも枯れずに耐えうる遺伝子組み換えをした作物(大豆)を開発し、販売することによって大量の作物生産をおこなっている。

モンサント社は世界の遺伝子組み換え市場を支配しているが、同社の売上を
けん引する一つが除草剤ラウンドアップだ。
同社はラウンドアップとそれを散布しても枯れない遺伝子組み換え作物を
セットで農家に販売してもうけてきた。

日本でのラウンドアップの商標権と生産・販売権は、2002年に日本モンサントから日産化学工業へ譲渡された。
日産化学は現在は三代目となる「ラウンドアップマックスロード」を販売しているが、初代の製品は特許が切れており、ジェネリック品がホームセンターや100円ショップでも安く売られている。

アメリカの医師の1人は2010年に、アルゼンチンの大豆生産地域に住む
6万5000人を調査し、過去15年間でがんの発生率が急増していることを
明らかにした。
そこでラテンアメリカでは、遺伝子組み換え(GM)作物に、
大量の除草剤を撒いていることの関連を指摘した。
この地域では、肺がん、前立腺がん、乳がんの発生率が
国際平均と比べて2~4倍になった。

 さらに別の研究者はラテンアメリカ、アメリカ、ヨーロッパなどで、
モンサント社のラウンドアップの使用拡大が、脳出血やリンパ腫など重大な病気の発生と関連していることをつきとめている。


遺伝子組み換え作物と除草剤のラウンドアップをセットで販売する強引な商法が広まるなかで、農家やその周辺住民に深刻な健康被害が起こっていることが社会問題化してきている。
さらに、
猛毒のグリホサートがついた遺伝子組み換え作物が大量に生産されて
出荷され、最終的には消費者の口に入ることの危険性が指摘されている。


2015年3月20日には、WHO(世界保健機関)の下部組織である
国際がん研究機関は除草剤グリホサートを、2番目にリスクの高いグループ2Aに指定した。
2Aとは、「動物実験での発がん性確認」「人間ではデータ不十分」というもので、人に対しては「おそらく発がん性がある」という分類だ。


さらに今年2月には、ワシントン大学の研究チームが「グリホサートにさらされると、がんのリスクが41%増大する」との研究結果を学術誌に発表した。
同チームはこれまでに発表された調査結果を検証した結果、グリホサートを主成分とする除草剤と、免疫系のがんである非ホジキンリンパ腫のリスクの増大との因果関係が認められたと発表した。
同チームはまた、除草剤散布を専門とする5万4000人余りを対象に
2018年に実施した実態調査結果もあわせ、因果関係があると結論づけた。


アメリカではラウンドアップが原因で非ホジキンリンパ腫を発症したという訴えもあいついでおり、2017年までに800人以上がモンサントを提訴し、翌年には原告の数が数千人に膨れあがった。


世界的には規制する流れ

ラウンドアップはアメリカのみならず世界各国で販売されており、ラウンドアップの販売中止やグリホサートの使用禁止措置をとっている国も多い。
フランスやオランダはすでに禁止しており、ドイツ、イタリアなど世界33カ国が2~3年後には禁止することを表明している。


フランス政府は今年1月15日、除草剤ラウンドアップとその関連商品の販売を禁止した


オランダ議会も2015年末をもってグリホサートの使用禁止を決定した。


ロシアでは2014年4月5日、ロシア政府最大与党の統一ロシアが、ラウンドアップ耐性遺伝子組み換え食品の輸入を禁止した。


スリランカでも2014年5月12日、政府がラウンドアップの販売を禁止し、2015年6月11日にはグリホサートの輸入を禁止した。


デンマークでは2003年9月15日、政府がグリホサートの散布を禁止した。
デンマーク・グリーンランド地質調査研究所がおこなった検査で、グリホサートが土壌を通り抜けて地下水に到達し、飲料水として許容されている五倍の濃度で地下水を汚染していることを発表したことを受けての決定だった。



日本は逆に大幅な緩和 背後に多国籍企業


日本での動きはこうした世界的な流れに逆行している。


WHOがグリホサートに発がん性の懸念を指摘した4日後の
2015年3月24日、
日産化学は直ちに「グリホサートに発がん性はないと判断している」との声明を出した。
2016年7月12日には、内閣府食品安全委員会が「グリホサートに発がん性、遺伝毒性は認められなかった」との結論を出した。
遡れば2000年5月には日本農薬学会が「グリホサートは毒物ではなく普通物」との見解を示している。


さらに昨年12月、厚生労働省はグリホサートの残留基準値を大幅に緩和した。
たとえば小麦で6倍、ライ麦やソバで150倍、ヒマワリの種子では400倍に引き上げた。

これは日本の大手メディアはまったく報道していない。


アメリカでは、小麦の収穫量を増やすために、収穫直前になってグリホサートをまくことが認められている。

これによって大量のグリホサートが残った小麦が輸出に回される。
残留基準値が低いと日本への輸出が困難になるという背景があり、
規制緩和はアメリカ側の圧力によるものだ。


国内で流通する小麦の約90%(約50%がアメリカ産)は輸入品であり、これらの小麦にはグリホサートが収穫前に散布されている可能性がきわめて高い。

今年1月、消費者団体がスーパーで販売されている大手製粉会社3社の小麦製品を調査したところ、12商品中5つからグリホサートが検出された。

ちなみにアメリカで食の安全を訴える市民団体の調査では、
小麦を使用したスナック菓子からもグリホサートが検出されており、
加熱しても分解されにくいことがわかっている。


大手製粉会社3社の見解は「外国産小麦は輸入時に農水省が残留農薬に関する
検査を実施し、安全性を確認したうえで製粉会社に売却している。

残留基準は人の健康に害を及ぼすことのないよう、厚労省により認定されている」といったもので、「問題なし」との対応をとっている。


 世界的にモンサント社の除草剤ラウンドアップの販売規制に動くなかで、
日本政府は「安全だ」とお墨付きを与え、規制緩和に動いている。


 これはまた、安倍政府が昨年四月から主要農作物種子法(種子法)を
廃止したこととも関連していることが指摘されている。


種子法は戦後間もない1952年に、国民の食料確保に不可欠な優良な種子を、公共財として守っていくという基本的な考え方のもとで制定された。
モンサント社などアグリビジネス関連の多国籍企業は
遺伝子組み換え種子と除草剤をセットで販売しており、
種子法はモンサントなどの種子ビジネスにとって邪魔な存在であった。


猛毒で発がん性が確認されている除草剤ラウンドアップを、
「安全」とだまして販売を促進するのは、国家的詐欺にほかならず、
国民の生命を著しく危険に晒す行為といえる。



2.世界中が禁止するラウンドアップ 余剰分が日本市場で溢れかえる


”ラウンドアップ”外国では販売禁止、なぜか日本はお墨付き。_b0371922_20324901.jpg
モンサント社に抗議するスイスのデモ(18日、バーゼル)



 毎年5月には「反モンサント・デー」(現在は「反バイエル・モンサントデー」)と称して、世界中の農民や労働者など広範な人人が一斉に抗議行動を
おこなっている。
今年も18日にフランスやスイス、ドイツ、アメリカ、カナダ、オーストラリアなど数百の都市で一斉にデモ行進をおこなった。
行動の主眼はモンサントが開発したラウンドアップを含む除草剤への抗議だ。
ラウンドアップの発がん性や遺伝子への影響が問題になり、2013年に始まった「反モンサント・デー」は今年で7回目を迎える。


抗議行動の高まりのなかで、世界各国ではラウンドアップの使用禁止や販売中止、輸入禁止が主な流れになっている。
ところがそれに逆行して、日本では内閣府食品安全委員会が「ラウンドアップは安全」と承認し、農協が使用を推奨し、ホームセンターなどでも販売合戦に拍車がかかっている。

世界中で規制が強化され販売先を失ったラウンドアップが、日本市場になだれ込んでいるといえる。


フランスでは18日、「反バイエル・モンサント」デモに、世界中から数千人が参加した。

フランスは世界第3位の農薬消費国で、ラウンドアップに対して関心が高い。
世界中で200万人以上が参加した第1回目の2013年の行動以来、2015年のデモには世界40カ国以上、約400都市で行動がおこなわれるなど、年年規模が大きくなっている。



”ラウンドアップ”外国では販売禁止、なぜか日本はお墨付き。_b0371922_20381474.jpg

フランスのロリアンでの抗議デモ(18日)


グリホサートは発がん性はもちろん、植物を枯れ死させてしまうが、
同様に土壌細菌や腸内細菌も損なう。

腸内環境を破壊することでアレルギーなど自己免疫疾患などの原因になったり、
神経毒として自閉症や認知症を誘発する可能性が指摘されている。

また、生殖に与える影響も懸念されている。
精子の数の激減、胎児の発育に影響を与える可能性だけでなく、
世代をこえて影響する危険を指摘する研究結果も発表されている。

ベトナム戦争で撒かれた枯れ葉剤によってつくられたダイオキシンは三代にわたって影響を与えるといわれるが、グリホサートにも同様に世代をこえた影響が出る可能性も指摘されている。


2008年の科学的研究では、ラウンドアップ製剤とその代謝産物が試験管の中でかなり低い濃度であっても、人間の胚、胎盤、へその緒の細胞に死をもたらすことが明らかになった。
代謝産物とは、分解されて除草剤の役目をしなくなった状態のもので、分解されても動物には同じように死をもたらすことが明らかになった。

2009年のネズミの実験では、思春期の時期にラウンドアップにさらされると生殖の発達に障害を起こす「内分泌腺撹乱」の可能性が発見された。
「内分泌腺の撹乱」とは、脳内ホルモンのバランスを崩すことで、体が思うように動かなくなったり、気分を自分でコントロールすることが難しくなることをいう。

アメリカの市民団体は、「何十年もの間、モンサントはグリホサートが無害であると農民、農場従事者、農薬散布者、住宅所有者に思わせていた。
世論は明らかに変化している。
発がん性のある農薬を市場から閉め出し、生態系を守る農業に移行しつつある
農家を支援するときが来た」との声明を発表した。

こうしたなかで、アメリカではすべての州で、ラウンドアップの全面禁止を求める運動が開始されている。
ニューヨーク州ではラウンドアップを「安全な農薬」と宣伝することが禁止されている。


次々モンサントを告訴 判決は賠償命じる

フランスはラウンドアップに対しても、今年1月に個人向けの販売を禁止した。
政府は今後3年をめどに農家向けにも禁止すると公表している。
フランスではまた、1700人の医師がつくる連合体がラウンドアップの市場からの一掃を求めて運動を展開している。

さらに養蜂農家の協同組合がラウンドアップに汚染されたとして
バイエル・モンサントを訴えている。
ラウンドアップを多く使用してきたぶどう園などでは、農薬への依存を減らす
動きが活発化しており、条件のいい所では100%使用を減らし、
条件の厳しい所でも70%農薬の使用を減らす計画であり、
ラウンドアップの命運はほぼつきている状況だ。

2014年にはスウェーデンやノルウェーがラウンドアップの使用を禁止した。
オランダ議会は2015年末でグリホサートの使用禁止を決めた。
ブラジルでも2015年連邦検察官が司法省にグリホサートを暫定的に使用禁止にするよう求めた。
ドイツ、イタリア、オーストリアなど33カ国は2~3年後には禁止すると表明している。
スリランカ政府は2014年、ラウンドアップの販売を禁止し、翌2015年にグリホサートの輸入を禁止した。
ロシアも2014年4月、ラウンドアップ耐性遺伝子組み換え食品の輸入を禁止した。
アラブ6カ国も使用禁止に踏み切っており、ベトナムなどアジア5カ国やマラウィはグリホサートの輸入禁止を決定している。
エルサルバドルやチリ、南アフリカ共和国などもラウンドアップの販売を禁止するか禁止に向けて動いている。

流通業界では、昨年8月のアメリカでの判決を受けて、イギリスの流通大手がラウンドアップの販売禁止の検討を始めた。
アメリカに本社を置くスーパー・コストコも今年4月、ラウンドアップの仕入れと販売をすべて中止することを発表した。




別名で店頭に並ぶ日本 ”政府が「安全」とお墨付き”

このようにラウンドアップの危険性への認識は世界的に拡散されており、店頭でラウンドアップが簡単に手に入るのは先進国では日本ぐらいになっている。

世界中からはじき出され行き場を失ったラウンドアップが日本市場に一気になだれ込んできており、除草剤では売上トップの座を占めている。
日本では日産化学工業が2002年5月にモンサントの日本での農薬除草剤事業を買収し、ラウンドアップの日本での販売権を引き継ぎ、「優れた効力と環境に優しい除草剤」などと宣伝してきた。

日本政府はすでに世界的に危険性が明確になっていた2016年に
「グリホサートの安全性を確認した」との評価書を公表した。

この評価書を前提に2017年12月には、グリホサートの残留農薬基準を大幅に緩和した。
これによってグリホサートの残留基準は中国の基準の150倍になった。
中国からの輸入野菜が農薬まみれで危険だと問題にしていたが、その中国産野菜の方がまだましという殺人的な状況になっている。

また、ラウンドアップの主成分であるグリホサート剤はすでに成分特許が切れており、さまざまな名前で同剤が販売されている。そのなかには住友化学園芸の「草退治」などがある。


ラウンドアップは日本の店頭では「もっとも安全な除草剤」とか「驚異の除草力」とかいった宣伝文句で販売されている。
農協の販売ルートにも乗っており、ホームセンターやドラッグストア、100均などでも大大的に扱っている。またテレビCMや新聞広告もされ、危険性についての説明は一切なく、警戒心なしに購入し使用しているのが現状だ。


日本は世界で最大級の遺伝子組み換え作物輸入国で、日本の遺伝子組み換え食品表示は世界の制度のなかでも緩いため、日本の消費者は知らないうちに大量の遺伝子組み換え食品を食べさせられている。


モンサントのホームページでは「日本は海外から大量のトウモロコシ、大豆など穀物を輸入しており、その数量は合計で年間約3100万㌧に及ぶ。
その半分以上(1600万~1700万㌧=日本のコメの生産量の約2倍)は
遺伝子組み換え作物」で「日本の食生活安定に大きく貢献している」とし、
ラウンドアップとともに「是非、遺伝子組み換え作物の効果やメリットを
目で見て肌で感じて」ほしいと豪語している。
⇦怒りで手が振るえる。


こうしたモンサントの要求に応えて、日本政府は、モンサントの遺伝子組み換え作物を、アメリカ政府以上に承認していることも明らかになっている。
TPP11の発効や今後の日米貿易協定などを通じて、今まで以上に遺伝子組み換え作物輸入の圧力がかかってくることは必至だ。


モンサント社(ドイツのバイエル社が買収)は、除草剤ラウンドアップが主力商品で、遺伝子組み換え種子の世界シェアは90%であり、世界の食料市場をほぼ独占している巨大なグローバル企業だ。
同社は、人間の健康および環境の両方に脅威を与えているという理由から
健康情報サイトでは2011年の世界最悪の企業にも選ばれている


ラウンドアップが世界中で禁止され閉め出されるなかで、
唯一日本政府がモンサントの救世主となって一手に引き受ける段取りをとり、
日本市場になだれをうって持ち込まれている。
国民の健康や生命を危険にさらし、子子孫孫の繁栄にもかかわる国益を
モンサントという一私企業に売り飛ばしていることを暴露している。


お疲れさまでした。
長周新聞さんの記事は以上です。
この記事は紛れもなく事実です。
みなさん、私と同じく怒ってますよね。

安倍政権は、国民の健康や命よりも、モンサントという企業を優遇することで
何かしら得るものがあるのでしょう、たぶん。

マスコミもマスコミです。
世界では、これほどに農薬グリホサートに厳しい目を向けて排除しようとしている。
そのことを知りながら、権力者に忖度?し一切報道しないというこの不可解さ。
不気味です。
いったい何のために、マスコミはあるのでしょう。
日本の報道機関は、報道すべきものを報道していない。
報道機関が本来の仕事をしていない、職務放棄でしょ。
日本のマスメディアは安倍政権に懐柔されてしまっているのでしょうか。

店頭でラウンドアップを販売、遺伝子組み換え作物の種と農薬のセット販売を
継続するつもりなら、我々消費者が不買運動やデモを展開するしかない。
あとは、安倍政権を終わらせて種子法を復活されるしか手はないと思います。

この問題を深く考えていますと、いかに正しい情報を手に入れて知る事が大切で、無知でいることはとんでもない悲劇を生むことになると痛感いたしました。



# by kamosiya | 2019-07-01 21:55 | 健康 | Comments(0)
本日、幸田町民会館で ”美輪明宏 生きやすさについて”の講演があり、お話を聴いて参りました。

幸田町民会館まで車で行ったのですが、なにぶん初めて行くところだったので
早めに家を出ました。

大雨になるのではないかと心配いたしましたが、行きは弱雨、
帰りは雨が降ることはなく、安堵いたしました。

前に美輪さまの歌声を聴きに名古屋へ行ったことがあり、
声の大きさ、声の響きは変わらず維持されていることに、さすがだなぁと感心しきり。

お話の内容は、美人にあこがれをもって、羨ましく思われているかもしれないが、”正負の法則”というものがあり、美人だからと言って、仕事や家庭生活などすべてにおいて恵まれている人などいないと。

美人でも歳をとれば、見た目の落差は大きい。
そうでない人の方が、落差が小さくてすむからまわりの評価が下がることはないと。(笑)

着ているもの、容姿、肩書、仕事などで、人を判別しない。
見る目を養ってきたとも言われていました。

あと、舞台の出演者のオーディションの面接で、入室から退室まで微笑みを絶やさなかった人は、採用してからも周りの人を明るくし雰囲気を壊すことがない。
そういう意味で、この世を上手く渡る通行手形は、微笑みであると。

家族に対しても、仕事関連の人に対しても、丁寧語、謙譲語を使うようにしなさいと。
ため口を使うとそれがどんどん広がっていく。

今の音楽には、強弱がない。詩的な歌詞もない。
いい音楽を聴いてほしいと。
ヨイトマケ、朧月夜を少し歌われました。

幸せとは、充足感と言い換えることができる。
一瞬、幸せだと思えても、それが当たり前のようになり慣れてしまう。
いつも感謝することが大事だと。

障害者施設へおもむいたとき、障害者さんから、
「1人ですぐそこの🚽へ行くことが私にはできません。
あなたは誰の手も借りずに🚽へ行くことができる。
人の話などを聴くことができる。私たちから見れば幸せである」と。
障害者の方々は、私たちにその気づきを与えるために存在しているのではないかとおっしゃいました。

日本には誇れる文化がある、日本人に私は生まれて良かったとも語っておられました。

それから、人間は心を向上させるために、修行する場を与えられている。
菩薩になるために、みなさんは修行されているのですと最後に言われました。


そうなんだぁ、菩薩さまになるために生きているんだ。
美輪さまがそうおっしゃるなら信じます。
これからも頑張って修行いたします。

私、両親を亡くしたり、大好きな息子と離れて暮らすことになったことで、
今まで随分満たされていたなとしみじみ思います。
幸せとは、自分の心が満たされている状態のことを言うのですね。
あらためて、そのことを気づかせていただきました。

シンガポールのトニーテイさんも言われていました。
私たちの心は貧しい、(お弁当を与えている人々は)そのことを教えてくれる存在だと。

トニーテイさんらが関わる、居場所がなく貧しい人々。
美輪さまが出会った、障害者の人々。
そのような方々が、私たちに満たされていることを認識させ、
心の驕りや考えの貧しさを教えてくれるのだと思いました。

みなさん、神様に近い美輪さまを目指すのは無理ですが、
少しでも心の向上を目指すべく修行に励みましょう。
なんちゃって。(*^-^*)

# by kamosiya | 2019-06-30 22:10 | ひとり言 | Comments(0)
元農林水産大臣、山田正彦氏のblogを拝見し、これはお伝えしなければと思いました。

なぜ、私が山田氏のblogを観るに至ったかですが、
このところ、加工食品に人工甘味料の名前の表示がなくなったからです。

原料表示をご覧になる方なら、うなずかれると思います。
本来ならば、砂糖か人工甘味料の名前が表示されているだろうところ
(分量の多い順に表示)に、なぜか”糖類”とだけ記載されているものが多くなってきているのです。
私が気づいたものは、カップ焼きそばと菓子パン、食パンの原料表示の”糖類”です。

この”糖類”のみの表示に違和感を感じて、いろいろサイトを調べておりましたところ、山田氏のblogに行きつきました。

今回は”糖類”よりも、山田氏の記事を拡散すべきと思いましたので、
そちらをご紹介します。

日本では報道されませんが 、米国、EUでは 今大変なことが 起きています。
最後まで読んでよければシェア拡散して頂けませんか。


最近、モンサントにラウンドアップで癌になったとして、
米国では3件目の判決、癌患者夫婦に2200億円の賠償を命じる判決がでました。
 
まだ同様の裁判が1万1000件申し立てされて現在審議中ですが、
これからも続々と判決がだされそうです。
 
昨年モンサントを買収したドイツのバイエル社は株価が5割下がって、
ついに買収した農業部門から1万1000人のリストラを発表しました。
 
バイエル社そのものも、このままでは傾くのではないかと噂されているほどです。
 
日本では始めて雑誌”選択”がモンサントの落日を掲載しました。

 
モンサント敗訴の最大の理由は証拠として出された内部の機密資料で、
すでに十数年前にグリホサートで癌になることを 同社が認識していたことが
明らかにされたのです。
 
同社はその事実をひた隠しに隠し、悪質な隠蔽工作を長い間続けていたのです。
 
恐いことに米国、カナダ、オーストラリアでは小麦などの収穫前に
乾燥の手間を省くためにラウンドアップを散布しているのです。

 
農水省は10年前から、米国などから輸入される小麦のほぼ全量から
グリホサートが検出されたにもかかわらず、小麦商品の調査すらしなかったのです

 
最近、日消連で調査したところ,

日清製粉等大手3社の小麦粉等からグリホサートが検出されたのです。
 
グリホサートは癌になるだけでなく、脳神経を直接侵すものとして、
米国では発達障害の原因のひとつだと指摘されています。

 
モンサントはこれまで尿としてすぐに排泄されるので心配はいらないと
主張してきました。

 
しかし、私たちは日本人の体の中に グリホサートが蓄積されているのではと
考え、フランスのクズサイエンスに毛髪を送って検査していただきました。
 
ようやく国会議員23人を含む28人からの62品目の全ての毛髪検査結果が出揃いました。

 
なんと28人中21人から 70%の割合でグリホサートが検出されたのです。
恥ずかしいことに私からも検出されました。
 
農薬の毒性を研究されている、木村ー黒田純子博士も高い割合に驚いていました。
 
同博士の話では、グリホサートはラットの実験で2代3代と、
代を重ねるごとに異常が増幅されるそうで、 許容される値はないそうです

 

遺伝子そのものを直接害するものではなく、遺伝子のスイッチ部分をオフにするものだそうで、私達の孫やひ孫が心配になります。

 
昨日、今日と検査結果を国会議員の先生方に各々に説明に回りました。
 
国会議員の先生方もこの結果に驚いていましたが、
近く女性議員を中心に記者会見してその内容を公表して頂けるようです。


以上が山田氏の記事でした。

やはり、モンサントは農薬の真実を隠していたのですね

農薬としてだけでなく除草剤として、あまりにも有名になってしまっている
”ラウンドアップ”。

皆さんの体内に農薬成分が・・・。_b0371922_14273519.jpg


これまでも、グリホサートの成分が怪しいとして実験をしていた科学者を、

金の力で科学界から追い出していました。

科学界のみならず議会の議員たちへの献金で、モンサントをめぐる問題を抑え込んできた。
それだけでも、十分ラウンドアップは非常に危険なものと考えられました。



農水省(国)もワルですね。 
10年前から輸入された小麦に、
グリホサートが検出されていたのにもかかわらず、小麦製品の検出検査を行ってこなかったからです。

この10年間、消費者を守るどころか、モンサントや食品メーカーに配慮してきたとしか言いようがない


毛髪検査の結果から、グリホサートの成分が出ているとはなんとも悲しい事実。

しかもそれが、代を重ねるごとに異常が増幅とは、悲しいを通り越して、
憤りを覚えます。

(-_-)/~~~ピシー!ピシー!


そもそも農薬は、戦時中に開発された人を殺すための化学兵器の成分を薄めたもの。食べ物に使われて平気なわけがない。


ミツバチが大量死したのも、発達障害の人が増えたのも、このラウンドアップの主成分である、グリホサートが犯人である可能性は高いと考えております。


理解できないのは、アメリカやEUで大変なことになっているというのに、

日本ではこの事実が報道されておらず、国、業界はこの事実を承知しているはずなのに、沈黙していることが不思議でならない。

NHKニュースからも、このモンサントの裁判に対する報道が、現在消されております。

実に不可解。


日本ほどモンサントに扉を開き、どうぞどうぞとラウンドアップをバンバン販売させ、モンサントの遺伝子組み換え作物に対しても、種子法を廃止してまで、
どうぞどうぞ日本で遺伝子組み換え作物を広めて下さいという姿勢の安倍政権。


自民党はモンサントから多額の献金を受けているのではないか、
でなければ、ここまでのモンサントへの厚遇はあり得ない。


市場に出回っている小麦製品は、ほぼグリホサートがあると考えて間違いないでしょう。(国内においても、無農薬ではない他の作物にも同じことが言えます。)


この問題が知れ渡ることにより、グリホサートの農薬を使われる農家や、
消費者の混乱により、
コンビニ、スーパーだけでなく、外食産業にも
影響が出ることは必至です。

食べ物のほとんどを外国から輸入していることから、グリホサートが含まれている小麦が市場から消えることはないでしょうが、消費者が輸入小麦の製品を買う意欲が失せることにはなるでしょうね。


しかもグリホサートの農薬が使われているのは、なにも小麦だけではありません。輸入大豆など他の作物も同様にグリホサートが使用されているはず。

もはや、安全安心な食べ物を得ようと思ったら、無農薬の高い食材を買うか、
個人で作物を栽培してそれを食べることくらいしか自衛手段はないのかも。


除草にラウンドアップ、または同様の成分の除草剤が売られています。
効き目がいいことから売れていますが、悪影響ははかりしれません。


今すぐにでも、ラウンドアップやグリホサート成分のある農薬を
市場から追い出し、日本で遺伝子組み換え作物をつくらない方向に
シフトしていただきたいです。

種子法を廃止した今の政権が、許せません。本当に怒りしかない。
やりたい放題の安倍政権を選挙で倒してほしい。
安心安全な作物を未来に繋げる(子や孫、後世の)ために、
種子法(種を守る)をすぐにでも復活させなくては。

追記:国が沈黙し、報道さえされていないことから、この事実を知っている方が非常に少ないと思われます。
このラウンドアップの成分グリホサートにより、ガンや脳を侵す可能性が高いことを、広く知らしめていただきたいと思っております。
よろしくお願いいたします。_(_^_)_


# by kamosiya | 2019-06-29 20:05 | 健康 | Comments(0)
今日は、名古屋の愛知県芸術劇場コンサートホールで催された フジコヘミングさんのリサイタルへ。

久しぶりに電車に乗ると、相変わらず若者や大人たちが小さい画面と睨めっこ。
ゲーム、ネット検索、SNSなどをされていると思います。
それをやっちゃダメといいたいわけではありません。

ただ、ちっこい画面と睨めっこしている間に
安倍政権がいよいよ戦争ができる国へ変えてしまい、
知らぬ間に”徴兵制度”が復活し、経済弱者の若者が紛争地帯へ行かされることになっても決して不思議ではない

安倍政権は携帯電話会社に通信料を値下げするよう要請していましたね。
それは、人々が通信料を気にすることなく、ネットの世界に没入していてほしいからです。

人々の関心がネットの世界に向いていれば、権力者側は非難をあびそうな事でも、数の力でスイスイと決めていくでしょう。
私が一番危惧していることです。
そうなる可能性が高いから。

安倍さんはアメリカ、イギリス、フランスのように日本が軍事的にも肩を並べる存在になるという野心を燃やしています。
国連の常任理事国入りしたい理由だけで、戦争ができる国にしようとしていると思う

先回のblogでもありますが、借金だらけの国なのにそんなことができる
状態にないのはあきらか。
人口減少の上、当然若者が少ないし。

大人の無関心が今の危機をつくっています。
危機的状況であるのにも関わらず、投票に行かない(意思表示しない)人多いですから。

18歳以上の若者には、大人以上の危機感を持って、これから行われる参議院選挙の投票へ出向き、自民党などの改憲に積極的な党ではない党に投票してもらいたいです。

⇧のような悶々とした気持ちを抱えながら、コンサートホールへ。

携帯電話の画面に夢中でいてはダメ_b0371922_20505745.jpg

フジコさんは腰と足を悪くされたそうで、歩行器を使って舞台のピアノの側まで移動されていました。
演奏されたのは、
第一部 スカルラッティのソナタK380、159
    ショパンのポロネーズ「英雄」
         ノクターン
         エチュード「革命」
    リストのパガニーニによる「ラ・カンパネラ」
第二部 
東京ニューシティ管弦楽団、マリオコシック指揮
    モーツァルトのフィガロの結婚「序曲」
           ピアノ協奏曲第21番

アンコールはショパンのノクターンだったと思います。
ちょっと忘れてしまいました。

彼女のリサイタルは初めてで、ご高齢ということもあり、
お会いできるのはこれが最後になるかもしれないと感じて生演奏を聴きに行ったわけです。

体調がおもわしくなかったからだと思いますが、
第一部は少々乱れていたような気もいたしました。
それでも、力強くも心地よいピアノの音色を聴かせていただきました。
あまりの気持ち良さに眠気を感じてしまうほどに。
リラックス効果抜群です。165.png

第二部は、相当練習を重ねられたのでしょうね。
第一部の時とは違い、綺麗で巧みなオーケストラとの調和にウットリでした。

1932年生まれということは、86歳くらいでしょうか。
年齢を全く感じさせない演奏にただただ脱帽です。

歩行器を使われて舞台を後にされ、その姿は痛々しく見えましたが、
彼女の背中は十分満足のいく演奏ができたと語っている誇らしさを感じさせました。

まだまだ、このリサイタルは国内外で予定されているようです。
重々お身体を労わってご自愛いただきたいと思います。

# by kamosiya | 2019-06-27 21:00 | ひとり言 | Comments(0)

安倍政権の暴走

もうすぐ国会議員選挙が行われます。
これ以上変な解釈で次々と法制化したり、憲法を変えたりしないでほしいから、今の与党の議席をおもいっきり減らしてほしい。

随分前のネット記事ですが、ご紹介いたします。

2014.11 現代ビジネスより
いま「安倍政権の暴走」が起きている!

元経済産業省官僚の古賀氏と津田塾大学教授萱野氏との対談

戦争をするかどうかは、たった4人の閣僚で決められる!

古賀氏:いま日本は、国としてのあり方が大きく変わろうとしています。
それも、民主主義的な手続きや、これまで我々が理解してきた政治の変わり方
とは外れた形と勢いで、高いハードルを次々に超えつつあるんです。

萱野: それは、集団的自衛権や秘密保護法などのことですか?

古賀氏:そうですね。あとは武器輸出三原則の撤廃など、外交や日米安全保障での話です。

萱野: 集団的自衛権によって日本が戦争する国になるのでは、
徴兵制が復活するのでは、と心配している人も多いと思います。
そのあたり、古賀さんはどうお考えですか?

古賀氏:将来的に徴兵制になる可能性は高いと私は思っています。
安倍政権は表面的には「日本は戦争しない」「今までの平和主義を守る」と言っているわけです。

萱野: “戦争を抑止するため”の集団的自衛権だと主張していますね。

古賀氏:レトリックとしてはそうなっているけれど、実際に進んでいる方向は
違います。
それに気づいていない人は多いと思います。
安倍さんが言っている建前と、僕が“暴走”と呼んでいる動きには乖離がある

集団的自衛権と特定秘密保護法に加えて、昨年成立した日本版NSC
(国家安全保障会議)がありますが、この3つがあれば現行法の下、
戦争ができるようになるんです。

安倍さんは集団的自衛権について「限定行使」を強調していますが、
行使される場合の要件は曖昧なままです。
政権の判断で「限定行使」の範囲は際限なく広がる恐れもある、というか、
最初からそれを見越した条件設定と考えられます。
日本版NSCは、戦争に行く決断を閣議ではなく、最低4人の閣僚だけで
決めることが可能です。
そして、その決断までの過程を隠し、マスコミの取材活動を制限するのが
特定秘密保護法です。

萱野: 秘密保護法に守られて説明責任を問われず、
少人数の閣僚だけで判断できるために、重大な決断をする
ハードルが下がることになりますね。

古賀氏:非常に下がります。
アメリカが間違った情報に基づいてイラク戦争を始めたように、
誤った情報と判断のもと、簡単に戦争に参加する可能性があるということです

萱野: 安倍政権がアメリカと一緒に戦争をしたいと考えているとすれば、
そのメリットは一体なんでしょうか。

古賀氏:安倍さんたちの頭の中では、日本は政治外交的に国力に見合った役割を果たしていない、国家として欠陥がある、という認識があるんですね。
アメリカやフランス、イギリスに伍する国になりたいと思っている。

萱野: 経済力に見合う外交的プレゼンスと軍事的プレゼンスを持ちたいということですね。
(プレゼンスとは、国外における軍事的経済的影響力)

古賀氏: そうです。そのために、価値観が共通するアメリカと組んで、
その正しい価値観を世界に広めていく、それが国際貢献であるという考え方です。

萱野:先ほど話に出た徴兵制について、もう少し伺いたいのですが、
冷戦後、先進国が徴兵制を廃止するようになった主な理由は、
経済的に割に合わないからですよね。
日本で徴兵制をやるとして、18歳の男子が50万人いて、
1年間訓練するのにひとり500万円かかると仮定した場合、
トータルで2兆5000万円かかります。
そんなにお金をかけても、1年でまともな兵隊になれるとは思えないし、
なにより財政的に難しいと思います。

古賀氏:そもそもの話、徴兵制だけでなく、日本の経済力の見通しから言うと、
安倍さんが目指している国防強化は成り立ちません。
今の日本には軍事力なんか強化している余裕はないから、本来はやってはいけないこと。
これをやると経済がガタガタになりますよ。
むしろ、そういう出費を抑えて、社会保障や子育て支援など
国民生活の向上につながる予算を確保し、国民のための成長戦略を実行するべきなんです。

萱野: そうですよね。徴兵制はさすがに憲法が変わるまでないかもしれませんが、このまま経済的な格差が広がっていくと、“格差による徴兵”が起こるのではないかという懸念があります。
たとえば、奨学金が欲しいから軍隊に入る、というようなことです。

古賀氏: おっしゃる通りだと思います。
徴兵制に限らないことですが、イヤなことや辛いことは、どうしても
経済的に弱いところへ押し付けられる傾向があります

押し付けられるというより、経済環境によってその道を選択せざるを得ないと言ったらいいのかもしれません。
貧しくて夢も希望もないという層の若者が、日本を守るためではなく
自分の生活を守るために、自衛隊に行かざるをえないというケースが
多くなることは十分に考えられます。

この対談を読まれてどう思われましたか?
アメリカやイギリス、フランスのように軍事的にも経済的にも肩を並べることを勝手に目指している野心家な安倍政権。
国民のどれだけの人が安倍さんの野心に賛同するのでしょうか。
古賀氏が言うように、軍事力を強化しているほどの余裕は日本にはありません。
それでなくても、経済動向が怪しいし危ういですから。

今度の選挙で与党が同じように過半数を超える議席を獲得すると、
いよいよ安倍さんの野心が突き進むことになる。

戦争ができる国になどさせてたまるもんですか。( `ー´)ノ
奨学金を借りている私の大事な息子に、
大学費用を国が肩代わりする代わりにに戦地へ行けとなったら、
私は断固反対します。
そうまでしてまで、大学にこだわらなくていいと。

安倍さんの野心に日本の若者が翻弄されるなど、絶対にあってはならない。
今の政権が自衛隊を紛争地帯へ派遣することになった時、
経済的に進学ができない若者に、兵隊として戦地へ行って
ある期間活動すれば進学費用を支払うという、
アメリカ政権のやり方で自衛隊員不足を補おうとする可能性は十分ありえます。

権力者が野心を持つとロクなことにはなりません。(堀文子さんもおっしゃっておられました)
権力者側は平気でウソやごまかし、隠蔽を駆使して、ものごとを水面下で
推し進めていきます。

特定秘密保護法は、テロ対策だと言っていましたが、それはただの口実です。
海外ではテロ対策という名目で、プライバシーの侵害となる情報監視はアメリカ以外ありません。
(日本はアメリカのようにテロの標的にもなっていない、国民の監視が目的でしょう。)
そのウソやごまかしの言葉を、疑ってみてください。
ジョージオーウェルの著書「動物農場」に出てくる下等動物のようでいては
いけないと思います。


# by kamosiya | 2019-06-24 21:14 | ひとり言 | Comments(0)

麹作りに魅了され発酵食品を作り、心や身体に良いと思われることを追求して参ります。


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