2022年 09月 25日
安倍さんの「国葬」は”しょぼい”ものに。人の価値は死んでから分かるのね。「アベノマスク」が物語る腐敗だらけの安倍政治。
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウンてね。
世界にばら撒いた60兆円、アベノマスクの500億、国葬の16億、
その金で子供の貧困を救い教育を無償化し世界平和に貢献していれば、世界中から死を悼まれる首相になれた」とつぶやいた。
「G7首脳出席ゼロ 表向きは災害対応だが、やはり、日本の世論の反対が拡大していることへの配慮だろう。
各国首脳の方が、岸田首相よりも、日本国民の心に寄り添っているように見える」と指摘。
バラマキ行為に出た。
郵送や印刷物作成、包装費なども含めると543億円となる。
実はいまだにしっかりと検証されてはいない。
国はアベノマスク一枚あたりの調達単価すら明かしていないのである。
アベノマスク調達をめぐる書類はありません!
そもそもこの施策を決めた時点でWHO(世界保健機関)は
「新型コロナ感染拡大期における布マスクの使用はいかなる状況においても勧めない」と断言していた。
現場の意見を聞くことなく全世帯2枚配布を決めた首相官邸の政策決定プロセスはいかなるものだったのか。
そして、その責任者は誰なのか。
キッチリと検証されねばならない。
今回の訴訟を提起した神戸学院大学の上脇博之教授は次のように語る。
「民主主義国家であれば国民に知る権利があり、国の事業に関しては国民に対する説明責任が発生します。
行政文書を開示するというのは知る権利を保障し、説明責任を果たすという意味あいを持つんですね。
国が持っているものは本来は主権者国民のもの。
プライバシーの問題もあり、すべてをさらけ出すわけにはいかない場合もあるでしょうけれども、行政文書は公開が原則なんです。
ところが実質的には政権の意向で出す出さないが決められてしまっている。
勝手に書類が捨てられてしまっている。
制度そのものがご都合主義になってしまっているんです。
アベノマスク問題は、日本の統治の在り方そのものが機能障害を起こしていることの象徴だと考えています」
アベノマスクから考える安倍政治の本質
傍聴していて、訴訟に対する国の応対の姿勢には、あきれを通り越し、異様さすら感じざるを得なかった。
ただひとつ、間違いないのは、「アベノマスク事業の中身を絶対に国民に知らせてはならない」という強固な意志の存在だ。
訴訟を担当する谷真介弁護士は、一連の国の対応について、
「これまで国を相手とする裁判を多数担当してきましたが、このようなことははじめてです。
国は裁判でなにを出すにも決裁が必要なので、準備に時間を要する場合が多いですが、みずから決めた期限は必ず守ります。
今回、国が何度も期限に遅れ、はっきりとした回答をしないのは、日に日に反対が増える安倍元首相の国葬についての世論に影響してはいけないという忖度があるのではないでしょうか。
法廷に出てくる代理人にはなにも権限が与えられておらず、上から『とにかく引き延ばせ』と言われ、頭を抱えてしまっているのではないか、とすら感じます」
と語る。
アベノマスク事業は、官邸官僚が「全国民に布マスクを配れば、不安はパッと消えますから」と安倍首相に進言したことから、現場とすり合わせることなく一方的にトップダウンで行われた事業だった。
この裁判を通じて明らかになった業者とのメールを見てみると、厚労省は契約金額やマスクの中身の是非などそっちのけで、ただ単に調達することのみに腐心していたことがよくわかる。
結果、543億円がドブに捨てられた。
「国葬の費用が16億6千万円で収まるとは思っておりません。
終わってみれば、もっと増えているでしょう。
アベノマスクで税のムダづかいをしたにもかかわらず、国会での審議すらせぬまま、さらに国民の生活にプラスにならない事業にお金を投入する。
安倍政権では重要な書類を捨てる、改ざんするという行為が多発しましたが、キッチリと検証されていないがゆえ、安倍政治の悪癖がいまも続いているということなのでしょう。
国葬までやった人を批判することはより難しくなってしまう。
なにも変わらない、変えようとしない現状には強い危機意識を持っています」
と話す。
経済力や学術的発信力だけではない。報道の自由度、ジェンダーギャップ指数、教育への公的支出の対GDP比ランキングなどは「先進度」の指標だが、そのほとんどで日本は先進国最下位が久しく定位置になっている。
だから、多くの国民はこの事実そのものを知らないか、軽視している。
それどころか、政権支持者たちは安倍政権下でアベノミクスが成功し、外交はみごとな成果を上げ、日本は世界的強国であるという「妄想」のうちに安んじている。