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安倍さん、『食の安全』を真剣に考えて!

『食の安全』、私はこのblogでどれだけ、『食の安全』について語ってきたかわかりません。

今、『食の安全』は、政治家、官僚、経済界の利益優先思考とお互いの持ちつ持たれつの思惑と、トランプさんの発言に対する無抵抗ぶりによって、間違いなく崩壊しつつあると思います。

私はね、もうどうなってもいいの。
もういい年だし、今までいろいろあったけれど、今の子供たちよりも随分恵まれた環境で過ごすことができたから。

残りの余生は、今の子供たちと後世のために、ただのおばさんだけれど、微力で本当に申し訳ないが、おかしいことはおかしいと声を上げることはできると、そう思ってblogを続けております。

おかしい、怪しい、このままでは危ないんじゃないか、そう思っている大人は多いはず。
それなのに、そう思うだけでそれを表明しない。

日本が戦争に突き進んだとき、反対した大人はほとんどいなかった。
だから、勝ち目のない戦争が長く続いてしまったのだと思う。
戦後になって、本当は戦争に反対していたと語る人がいたそうですが、見苦しいですね。
私はこういう見苦しい大人にだけはなりたくない。

『食の安全』だけでなく、他にも問題は山積しています。
でも、『食の安全』は、私達の命に関わる大問題です。
これだけは、なんとかしなくちゃ。

安くてお得な食品、お手軽な食品、日持ちのする食品、見栄えのいい食品や作物など、我々消費者が買い求めるに値する商品群ではないでしょうか。

それら消費者の望みを叶えようと、メーカーはあの手この手を使い
、安価な商品、チンするだけの商品、いつまでもカビない食品、
発色のいい加工品や虫食いのない綺麗な形の作物を提供しています。

私の言いたいことは、ただ一つ。
それは、科学的人工物の添加物や農薬が、消費者の望みを叶えるべく次々と誕生しているということです。
現在はこれらだけでなく、遺伝子組み換え作物、ゲノム編集食品まで、そのすそ野は広がっています。

日本の食品安全委員会、消費者庁は、『食の安全』を真剣に考えているとは思えません。

日本の食品添加物で政府が認可しているのは約1500種類もあるそうです。
アメリカは133種類、イギリスは21種類と、日本で認可されている添加物の多さは桁違いです。
アメリカ、カナダからの輸入作物に関しても、政府はそれほど厳しくもなかった農薬の基準をさらに緩くしたのだ。私たちの知らない間に・・・。

農家さんが頼りにしている農協でさえ、諸外国が使用及び販売を禁止しているグリホサート成分の農薬ばかりを勧めている。(あのラウンドアップと同成分)

こちらも森加計問題の渦中に、さっさと決めてしまった、「種子法の廃止」。
この問題が、私の中では一番大問題。


安倍さんは、こんな大事なものを、海外の多国籍企業種子メーカー(モンサント)に売り渡したも同然の大罪を犯している。
※モンサントは、先ほどのラウンドアップの開発メーカーで、現在はドイツのバイエルの傘下にあります。農薬の問題で多くの訴訟を抱え、多額の賠償金を支払う羽目に陥っています。

日本は海外の動向には目もくれず、
ラウンドアップやモンサントにはお墨付きを与え、EUはとても厳しい農薬規
制がありますが、輸入作物の農薬の基準をアメリカに求められるまま下げに下げ、中国の農薬を上回るものになっています。

何度も言います。
私たちの体の細胞は、口にした食べ物から出来ています。

『食の安全』から、程遠いものになってしまった食べ物を食べて、それで健康でいられるでしょうか?
食べ物はただ単に、空腹を満たすガソリンのようなものではないのです。
自分のため、家族のために、気を配っていただきたい。
『食の安全』を取り戻すために、私達大人はもっと関心を持たなくてはいけないと思います。

by kamosiya | 2019-10-27 21:23 | 健康 | Comments(0)

麹作りに魅了され発酵食品を作り、心や身体に良いと思われることを追求して参ります。


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