人気ブログランキング | 話題のタグを見る

デトックスは江戸時代から

食物繊維摂ってますか?
昨日は食物繊維のことを載せました。

今回は、身体の中の如何わしい不要物、不純物を一掃して、病気や老化を未然に防ぐにはどうしたらよいか
考えましょう。

日経ヘルスUPより


⇧これらはまさに腸の不調が、メンタル面まで含めた全身の不調に大きく関わっていることを示している。

日経ヘルスは、1998年の創刊当時から、玄米菜食や断食を取り入れて
心身が持つ本来の機能を取り戻そうと提唱する「西式健康法」に注目し、
継続して取り上げていた。

「胃腸の処理能力を超えた食べ物は宿便という形で腸内にとどまり、
腐敗を始める。
この状態のときに腸内の悪玉菌がまき散らす毒が、体内で生じる最も深刻な毒だといっていい。それを出すために最適なのが断食と少食だ」。
西式健康法を研究し、実際に断食療法を行っていた故甲田光雄院長はこう語っていた。(「日経ヘルス」2006年6月号より)


■腸、断食のエビデンスが目白押し
デトックスブームから約10年が経った今、食物繊維と腸の関係、そして断食・少食(カロリー制限)は、世界の医学界が注目する最先端の医科学に躍り出た。
NatureやScience、Cellといったトップ科学ジャーナルが競い合ってこの分野の最新研究を発表し、それを一般メディアもこぞって取り上げている。

食物繊維も便通を良くするのみならず、腸に住む有用菌のエサになって、
これらの菌が作りだす物質がエネルギー代謝や血糖のコントロールに
関わったりしていることや、腸にあって免疫に関わる細胞を刺激して
免疫物質を作ったりしていることがわかってきた。

ここ数年、糖質を制限する食事法が人気だが、一方で、
精製しておらず食物繊維が多い全粒の状態で、糖質の代表である穀物を1日90g以上とっている人たちでは、摂取量がもっとも少ない人たちより糖尿病の死亡率が36%、すべてのがんの死亡率が11%、脳卒中発症率が14%減少するという。
(90g=玄米だと炊き上がりで茶碗にやや大盛り1杯程度)
穀物の食物繊維と腸との関係性が探索されている。

若い頃から食物繊維を多くとっている女性では、将来の乳がん発症リスクが低いといった、女性の関心を集めそうなエビデンスもある。

断食・少食(カロリー制限)はどうか

こちらは、ダイエットばかりか、いろいろな病気のリスクを下げ、長寿に関わる遺伝子群(sirtuins)のスイッチをオンにするなどの働きで、
寿命の延長につながるかもしれないという報告が目白押しだ。

言い方を変えると、いつも好きなだけ食べることや、過食が体にとって「毒」であり、そのデトックス法としての断食・少食のエビデンスがそろってきたと言える。

断食状態のときに出てくるケトン体の主成分は、β-ヒドロキシ酪酸という物質だが、これには身体機能や認知能を高める働きがあることがわかってきている。
24時間ほど断食をすると、オートファジー(自食作用)が活性化することを
東京大学の水島昇教授らがマウスの試験で明らかにしている。
オートファジーが働くことで、全身の細胞や組織で再生力が高まり
多くの疾患のリスクを低下させる可能性があることも報告している。
断食は細胞レベルからデトックスを促す方法だったのだ

食物繊維が多く腸にいい食品や乳酸菌・ビフィズス菌をとる「腸活」
市場で、食物繊維を多く含む代表的な穀物である大麦やグラノーラ、グリーンスムージーといった商品がヒットしている。

江戸時代の儒学者、貝原益軒は「養生訓」の中で、
「酢やショウガやワサビ、コショウ、カラシ、サンショウなどを食事に加えると、食事に含まれる毒を制してくれる」
また「食事は腹7、8分でやめること。食べ過ぎると病気になる危険性がある。食事が原因で病気になったと思われるときには飲食を断つこと」などを挙げて
断食・少食を勧めている。

そもそも江戸時代の漢方では、「解毒」という考え方がかなり重要視されていたようだ。
江戸日本橋の薬種問屋の最も大きな大看板に、「けとく(解毒)」の文字が踊ることでも推し量られる。

江戸時代の食というと、主食は間違いなく”玄米”だったと思われる。
玄米には、
不溶性食物繊維(ヘミセルロース)があり、有害物質を体外へ追い出すことができますよ。
他にフィチン酸があり、解毒排泄力が強いので、デトックスには最強の食べ物に思います。

グラノーラが人気ですが、グラノーラはオーブンで焼いた後に、ハチミツや砂糖がコーティングされているため、意外にカロリーが高くなっています。
グラノーラには、ビタミンやミネラルといった栄養素は豊富に含まれていますが、タンパク質やカルシウムの含有量が少なくなっています。

一般的にスーパー、Dストアで売られているグラノーラの原料のオーツ麦が、
減農薬や無農薬で育てられている可能性は低いでしょう。
まぁ、スーパー、Dストアで売られているお米も同じですが・・・、白米なので皮、ヌカが取り除かれているだけお米の方がイイかも。

私は、発芽玄米ごはんと、”焙煎発芽玄米入り玄米甘糀”などから、
食物繊維とオリゴ糖、植物性乳酸菌、レジスタントスターチなどを摂って、
朝食抜きなどの少食を続け、身体の中をcleanupしま~す。!(^^)!






by kamosiya | 2019-01-16 20:09 | 健康 | Comments(0)

麹作りに魅了され発酵食品を作り、心や身体に良いと思われることを追求して参ります。


by kamosiya su-