ごぼうと人参と醤油麹、ゴマできんぴらごぼうを作りました。
食養では、ごぼうを細長くマッチ棒より細く切り、人参も同じく細く切って炒めることになっています。
私の場合、生来のぶきっちょであり、切れ味のよろしくない包丁であることから、マッチ棒とどっこいどっこいの細さだったり細さはマチマチですが、そこはご愛敬。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
とにかく、食養では細く長めに切ることになっているそうです。
それでは、ごぼうを食養ではどう捉えられているのか。
根菜類は、人間の体の基礎固めをしてくれる、造血、解毒作用に優れています。
ごぼう
アルカリ性が強く、抗酸化物質をたくさん含み、動物性食品の 酸化や毒を
中和する働きに優れ、豊富な繊維質が腸内の老廃物を排泄し、
便秘を解消して血液を浄化、熱さましや強精効果も得られる。
ごぼうのきんぴらは、焦げるくらいに炒めることで、強い陰(アク)がとびます。
酸性体質、胃潰瘍、アトピーの発疹に有効です。
ごぼうの豆知識編
語源由来辞典より
⇦ ごぼうの花(キク科)、観たことないです、この辺りでは。
ごぼうの原産地は、ユーラシア大陸北部と言われています。
しかし、ごぼうを野菜として食べるのは日本独自。
ごぼうには、水溶性食物繊維であるイヌリン、不溶性食物繊維のセルロース、
ヘミセルロース、リグニンがたっぷり含まれています。
最近の研究報告では、食物繊維のうちのリグニンに抗菌作用があり、
がん細胞の発生を抑制する効果があることもわかってきました。
その他、ごぼうにはポリフェノールも含まれています。
あく抜きのため水につけておくと、水に色がつきますが、
これはポリフェノールが溶け出したためです。
○選び方
1 直径が10円玉ほど(1.5~2.0cm)の太すぎず、ひび割れのしていない
すらりと伸びたものを選びましょう。
2 しわが寄っていたり、ひげの多いものは、古い可能性がありますので
注意しましょう。
○保存方法
ごぼうは、乾燥すると硬くなり、風味が落ちてしまいます。
泥付きごぼうなどは、新聞紙に包み、冷暗所で保存することをお勧めします。
傷がなければ、2週間程度の保存が可能です。
<ごぼうの皮をむき過ぎない!>
ごぼうの香りや風味は、皮の部分に存在します。
ピーラーなどで皮を厚くむいてしまうのはNG!
包丁の背でこそげ落とすくらいで十分です。
料亭などでは、スポンジで泥をきれいに落とすだけで、
皮をむかないことも多いようです。
また、あく抜きに長く水にさらすこともお勧めできません。
水溶性の栄養分が溶け出してしまいます。さっと酢水につけると良いでしょう。
私も料亭と同じく、スポンジで軽く汚れを落とすだけです。
水にさらすにはさらしますが、ほんの数分だけです。
食養では、物のいいごぼうを使用されていて、全く水に晒すことなく炒め始めていました。
水に晒すことで、栄養分や香りが逃げてしまいもったいないとのことでした。
ごぼうは良い血液を作る材料だと大森先生はおっしゃっていました。
ゴボウ茶は飲むだけで楽でいいのですが高価、ごぼうを買っておいしく調理すれば身体も喜びますよ。ヾ(≧▽≦)ノ