Yahoo!を観たら、全国7原発で”腐食穴”見つかる。という記事を見かけました。
今日は別のことを書こうとしていましたが、原子力について。
中央制御室の換気用ダクトに穴が開いていると、原発事故が起きた際に
放射性物質が中央制御室に入り込むおそれがありますが穴は小さく、
運転員が被ばくするおそれはない。
原子力発電のメリット
1.コストが安い。燃料を一度補充すると約1年は交換の必要がない。
2.二酸化炭素の排出が少ない。
3.原子力発電では燃料にウランを使用。
ウランの流通ルート・価格はほぼ確立されているため、かなり安定。
4.技術力をアピールできる。
5.原子力発電が新設される場所(町・村)では新たな雇用が生まれる。
原子力発電のデメリット
1.極めて高い危険性 放射性物質の放出。
2.事故の修復
3.事故発生時の多大な賠償とコスト
4.兵器に出来る可能性
簡単ではありますが、巷で言われている原子力の話。
メリットの№4 技術力のアピール についてですが、原子力発電所を造り、
発電することはできる。でも、一旦想定(マニュアル)外のことが起きれば、
為す術もない(技術がない)。それでも、技術力のアピールですか?
原子力の開発に関わった、アインシュタイン博士でさえ、
とんでもないものを造ってしまったと後悔を口にしています。
原子力の使用済み核燃料など、再利用もできず、これも為す術もありません。
福島の第一原発事故が起きて、メルトダウンして燃料棒を取り除くこともできず
このままズルズルとお金と人手がかかっていくばかりで、為す術もありません。
為す術もない=それを執り行う技術がない とは言えないのでしょうか。
この忌野清志郎さんの言葉は、中日新聞の”平成のことば” で紹介されておりました。
本当はこの言葉を、そのままblogのタイトルにしたいくらいです。
原子力、要らない!危ない!欲しくない!
海外では、日本の原子力事故を機に、脱原発を掲げて自然エネルギーに転換している国もあります。
自国の事故にも関わらず、原発を推進する側の方々は、随分他人ごと感覚で
無責任に思います。
私は高校生の頃、中部電力さんに
地震や噴火の可能性が高いと思いますから、原子力発電を止めてくださいと
ハガキに書いて送ったことがあります。未だに返事はきていません。(._.)