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レタスはどうして溶ける⁇

こんばんは、今日は肌寒いですね。
明日は今日よりも寒くなるようです。
温度差が激しいですから、風邪などひかないように気を付けたいですね。

さて、話は変わりますが、本日の晩ごはんに新じゃがのポテトサラダを作って、
冷蔵庫にあるレタスを取り出し1枚めくったところ、葉がドロドロに溶けていて
とても気持ち悪い。
前にもこういうことがあり、どうしてこんな気持ち悪いほど溶けるのか、
不思議に思っておりました。

今回は、それに対し真剣に向き合って考えたいと思います。

”徒然日和”さんのblogで、詳しく教えてくれています。⇩

以前友人が山ほど送ってくれた有機野菜が、冷蔵庫で枯れて小さくなっていく
という経験があり、同じ野菜なのに枯れる野菜と溶ける野菜????ん?
と思ったことがございます。

これには硝酸態窒素が大きく関係していると解りました。
硝酸塩は苦味・エグミの原因というだけではないのです。
人の身体に大きなダメージを与えます。

近代農業の発展はめざましく、農産物の生産性は向上しています。
そんな中、過剰な農薬散布と過剰な化学肥料の施肥が問題視されています。

過剰な化学肥料の施肥の危険性というのは何なのか?
最も注目すべきポイントは硝酸態窒素です。

アク抜きは人体に有害な物質を取り除くためにすることで、
そのうちの一つは硝酸態窒素です。

植物にはなくてはならない3大栄養素の「窒素」・「リン酸」・「カリ」
この窒素が土中で硝酸態窒素になり、植物が吸収し還元することで、
タンパク質やアミノ酸を形成します。
野菜の栄養や旨みは硝酸態窒素が、しっかりと働いているからこそ。
たくさんの野菜を、計画的に生産していくという悩みを解決するために
登場したのが化学肥料です。

化学肥料は硝酸態窒素のかたちになっているため、植物が硝酸態窒素を
吸収し過ぎてしまい、タンパク質をアミノ酸に変えることができずに
野菜の中に残留してしまうことです。
つまり、植物が栄養をとりすぎ、生命力がない植物が育ってしまうのです。

其の上、人間を含む動物が硝酸態窒素を大量に摂取すると、
体内で腸内細菌により亜硝酸態窒素に還元され、これが体内に吸収されて
血液中のヘモグロビンが酸化して、メトヘモグロビン血症などの
酸素欠乏症を引き起こす可能性がある上、発がん性物質のニトロソアミンを
生じる問題が指摘されています。

市場に出回っている野菜のほとんどは、化学肥料を使っているため
必然的に硝酸態窒素の濃度が高くなっています。
化学肥料や農薬(主として病気を防ぐ為に使用されている殺菌剤)の登場で、
土壌微生物の数も少なくなり、本来の自然な形の物質循環が狂ってしまいました。

過剰な化学肥料の施肥により、植物が吸収する以上の硝酸態窒素が土中に
撒かれ、雨水とともに地下水や川に流れ、私たちの飲み水に使われています。

食は健康、命に直接関わること、
現実を知ることは大切なことです。


買った野菜は、
古くなると溶けて腐るけど、
汚染されていない土で育てられた野菜は、
枯れるだけ。


by kamosiya | 2018-04-07 20:44 | 食生活 | Comments(0)

麹作りに魅了され発酵食品を作り、心や身体に良いと思われることを追求して参ります。


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